ぴいろた研究所研究員の岡田です。

今日の研究レポート内容は「豊かな未来の広げ方」
僕が広田町に関わり始めて5年間。
そこでの出来事からの学びをレポートしていく。

この春より、大学を卒業して
陸前高田市広田町に住民票を持って移り住んできた。

広田町に関わり始めたのは2011年5月、当時19歳だった。
現在、2015年12月。僕は23歳。
広田町に関わり5年目、縁もゆかりもなかった町に住んでいる。

12388025_1007926859274987_610812846_n

僕は大学一年生のある時から
社会貢献がしたい、人のためになりたいとか
人と関わること好きだな〜。
なんていう想いが少なからずあって
「そういうことが仕事になったらいいな!」って
なんとなく思っていた。

でも、起業とかそういうのはどうしても鬱陶しくて、
言葉だけ聞くとかっこいいけど、あんまりワクワクしてこない感じだった。(実は今でもそうだけど。笑)

そんな中で広田町と出会った。
この町に来たのは震災当初、本当に大変な時期だった。

そこから、僕は月に1回広田町に通う中で
2012年10月、当時大学3年生の時に休学することを決めた。
理由は「広田町のために何かできることがあるのならば今やろう!」という想いと「自分の中の漠然とした豊かさ(人のためとか、つながり)とはなんなのか?を知りたい。」その二つだった。

 

休学をして広田町に暮らしてみた(長く滞在して住んでみた)結果、
僕の中で確かに残ったものは、

「一緒に過ごしてくれた人たちの笑顔だったり、
喜んでくれて、
僕に声をかけてくれる瞬間、その一瞬一瞬だった。」

そこで初めて気づいたのは、
僕の中での社会貢献とか、人のためにという想いには
誰の顔もなかったんだということだった。

それが豊かだなと感じる瞬間そのものを曇らせていたし、
何も思い描く未来が進まない理由だった。

きっと、誰しも思い描きたい未来がある。
自分がなりたい姿がある。

でも、そこに「リアル」な体験とか、会話とかあるのかな?

あなたがもし、大きな理想とか、仕組み、達成したい世界を描いていたとしたら、どんな人が幸せになっているのかな?

或いは、あなたが「自分自身のこうなったら素敵だな。」
という未来にどんな人の笑顔が溢れているんだろう?
たった一人のために、本当にその人のためにやり切った。
そう言える、そんな経験ができたなら、
視界が、次の一歩を踏み込む先が開けてくる。

だからこそ、たった一人のために走り抜くその想いを大切にしたい。
僕は今、広田町に暮らしている。
未来にたくさんの人の顔が浮かんでくる。
素敵な今を生きている。

あなたの描く理想の未来にはどんな一人一人の姿が映っていますか?

12387877_1007926865941653_545310411_n